カピパラおじさんから始まったムーブメント!
自分しか投稿してないじゃん!というツイートをきっかけにパパ垢たちが反応したのが始まりだと思う。
一人しか投稿がなくカピパラさんが受賞するって流れも面白くはあったんですが、「子育てを楽しむ」ことを最近のテーマにしているので、これは乗っかったほうが楽しそうだ!ということでカピパラさんに続いてツイートしてみました。
泣きべそをかく子供に寄り添うのだって立派な育児。
#イクメンフォト2018 pic.twitter.com/x2XN9nmujA— 子育てとーさん (@kosodate10_3) 2018年7月18日
ヨメさんが撮影してくれたお気に入りのシーンのちょっと落ちる写真。
じつはもっといい写真をヨメさんはたくさん撮ってくれているが、がっつり顔が写っていてお見せできないのが残念!
元々は厚生労働省の「イクメンプロジェクト」2018シーズンの企画の一つで、『育児を楽しむIKUMEN PHOTOS ハッシュタグキャンペーン!〜育児!家事!パパの姿をツイートしよう〜』というSNS企画です。
カピパラさんがツイートする前からこの企画は知っていたものの、まぁ、政府主導のこの手のキャンペーンなので、普通にスルーしていました。
そもそも、”イクメン”という言葉は使いどころがすごく難しくなってしまった。
イクメンのイメージってどんなのですか?
軽そうとか、いいとこどりでずるいとか、否定的なイメージのが最近は多いのかもしれません。
でも、もともと育児をする男性が一般的ではなくなっていた昭和以降の父親という存在を、新たに「育児をする父親=イクメン」定義しなおした意味はとても大きかった。
古い固定観念にとらわれていると、新しい思想が出てきたとしても、うまく認識できない。
そこにネーミングを行って、認識しやすくしたことはとても意味のあることだ。
新しい考えを自然と受け入れられていた人たちは、特に必要ないのだけれど、みんながみんなそうではない。
「イクメン」という良くも悪くもキャッチーな言葉で、「父親も育児をする」ということを改め認識できた人も結構いたのじゃないか?
自分なんかもどちらかというとそっちのタイプだ。
田舎に育って、家事育児は女性のするものだったし、父親と密に遊んだ記憶はほぼない。
うわべの話はするけど、混み入った話はしたこともなかった。
自分がイクメン的な生活スタイルになっている今では、イクメンは単なる父親のことで、大した意味は持っていない。
今では逆に否定的な意味合いでとらえる人も多いだろう。特に子育て当事者の評判は悪い。
でも、多くの人に気づきのきっかけを与えたであろう「イクメン」という言葉には何の罪もない。
厚労省のプロジェクトは2010年からだけど、言葉自体はもう少し前からあったので、そろそろ10年。
言葉としての意味合いも変化してきて、役割を終えようとしているのかもしれない。
イクメンという言葉はすたれて、父親というものが育児も家事も普通にする存在として認知されれば素敵だと思う。
そんな感慨もあったりして、今回のイクメンフォト2018に参加してみた。
リツイートしたり、いいねを押してみたり盛り上げたりした。
今見ると、たくさんのお父さんやお母さんからの子育ての一コマがツイートされていてほほえましい。
少子化といわれているけど、同じ時代に同じ世代の子供たちを育てる仲間がたくさんいるのだ!
そして、そんな風景が一般的ななかでその子たちは育ち、父親の概念も固定されたり、新たになったりしていくんだと思う。
だから、つらいはなしもあるだろうけど、今回は楽しい子育てシーンをみんなで共有出来たらそれでいいんだ。
子育てを楽しむことはなにも悪いことじゃないんだから。