言葉には魂が宿る

と、個人的に思っている。
いわゆる言霊ってやつだ。

子育てともワークライフバランスとも起業とも全く関係ない話だけど、底のほうでは繋がっているかもしれない。

 

言葉による認知はとても重要で、行動やら認識は言語化できないと伝わらない。
「イクメン」なんかも同じで、「子育てをする男性⇒イクメン」という言葉ができて広まるまで、子育てをする男性は子育てをする男性でしかなかった。
「イクメン」として認知されることで、世の中に「子育てをする男性」という認識が広まり、果ては男性育休の取得が16年度の男性育休取得率が3.16%と思いのほか伸びたりした。
本年度の18年度はもっと増えているんじゃないかなと思う。

風が吹けば桶屋が儲かるではないが、「イクメン」という言葉が作られ、認識されたことは大きいと思う。

 

また、先日アメリカの先住民族(いわゆるインディアン)の方と話す機会があって、口伝の話が少し出た。
今まで口伝という伝承方法はなんて原始的で不確実なものなんだろうと個人的に思っていた。

しかし、彼らから口伝とは何かを聞いて認識が変わった。
口伝は言葉だけを伝えるものでなく、認識や想いも一緒に言葉とともに伝える方法なのだ。
同じセリフでも、目の前で聞くことで、それが愛の言葉なのか、怒りの言葉なのか如実にわかる。
直接紡がれる言霊には様々な情報が込められる。

紙やデータで残すことのほうが、情報量は圧倒的に少ない。

『言霊』言葉には魂が宿る。

言葉に持たせる意味は、その人の気持ちであり想いだ。
ツイッターやネットにあふれる文字にもきっとそれぞれの気持ちや想いがのっかっている。

その想いを取り違えないよう、そして自分の想いはきちんと伝わるようにしたい。
目の前にいないあなたにも、口伝のように気持ちを伝えられるように。

子育てとーさん
東京都在住。妻と4歳の男の子、2歳の女の子、犬と共に暮らす、アラフォーのIT関係会社経営。 家族やその他の方々とのコミュニケーションが最近の関心事。気持ちのやり取りは難しい。

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