Twitterや子育てブログなどを見ていると、「旦那が家事をしない」とか「主体的に動かない」といった声をよく目にします。
でも、自分がフォローしているいわゆるパパ垢は大部分が主体的に家事を行う男性が多い!
それって、最初からなの?それとも何かきっかけが?
と思って下のツイートをしたところ、自分にしては珍しくリプがたくさん!
しかも子育ての話題なのに男性がメインとなるこれまた独特の雰囲気。
フォローしているパパ垢の方々は自主的に家事やら育児やらで動く人が多そうな感じなんだけど、それってきっかけとかあるんですかね?
元々そういう感じだったのだろうか?
きっかけがあったら教えてほしいなぁ~~
ちなみに自分は↓— 子育てとーさん (@kosodate10_3) 2018年5月8日
せっかくなのでまとめてみようと思います。
せっかくドメイン取っていたのに放置していて、始めるタイミングを探っていたので好都合!
人に尋ねるときはまず自分から
礼儀として人に尋ねるならまずは自分きっかけを話さないと。
ということで下記のツイート。
ヨメさんに切れられ離婚を切り出される等々の修羅場を乗り越えての自分で動くスタイル。
以下言い訳。
結婚当初から専業主婦だった故に家事は任せきりだったので、子供が出来ても切り替えられなかった。その辺の話し合いもきちんとできていなかった。
今となっては恥ずかしい限り。— 子育てとーさん (@kosodate10_3) 2018年5月8日
恥ずかしながら幾度かの口論と離婚の危機を迎えるまで「将来のためにもまずは稼がねば!」という意識が抜けませんでした。
封建的家父長制を是としているとかではなく、当時ヨメさんも専業主婦だったりして家計を一手に引き受けている身としては、そうすることが当たりまえという意識で、家事育児は自分の出来る範囲でやっている、出産前も自宅作業に切り替え、気を使っている!という感じ。
実際は自宅にいても常にPCの前で仕事をしており、ヨメさんと向かい合えていない状態でした。
そんなこんなで、出産してその後、自分が病気になり長期入院で手術をしたりとバタバタする中ですったもんだ繰り返して今がある感じです。
この辺はディープすぎるので、また別に機会に。
家事・育児に積極的に関わるようになったきっかけは、
「夫婦の危機を迎えてやっとヨメさんの方を向けた」ということなのかもしれません。
多かったきっかけは?
リプで多かったのは「元々家事をやっていた」!
はい、身も蓋もないかもしれませんが、初めからやられている方が多いですね。
結婚当初から共働きの場合、妊娠出産のタイミングもお互いの仕事との兼ね合いなどもあり、家事や育児に意識が向かいやすいのかもしれません。
僕は元々母が「自分のことは自分でやれ」と、家事をするのが当たり前というありがたい教育方針で育ちました。そこに結婚するまで軽いゴミ屋敷みたいな実家育ちの妻(当然家事能力ゼロ)と結婚。さらに僕がバツイチなもんで母から「家事くらいやらないとまた棄てられるぞ」とプレッシャーかけられて→
— ういんた@18年2月~育休中 (@hecomeswinter) 2018年5月9日
元々ですね。
結婚するまで一人暮らし歴が長かったし、妻は産休以外は育休も取らずずっと働いていますので、手が回るほうがやればいいし、二人でやったほうが早いという感じでした。
ただ、妻の労働時間が長くなってから、私の職場の理解も得られずそこはちょっと苦労しました。— haruiroのお父さん (@hirokana90) 2018年5月9日
教育の賜物。三つ子の魂百までではないですが、小さいころから家事(家のこと)をやる意識を育てることは大切だなぁと思います。
あと、一人暮らしも一つのポイントかもしれません。
(自分も一人暮らし歴10年くらいあったんですけどね。)
元からやっていた方の中でもご自身の父親がきっかけの場合も。
反面教師であったり、後悔の念を聞いたことであったり。
うちの父も子育てに関してあまり関わらなかったことは後悔している感じでした。
はじめまして!
自分は絶望的に趣味が無かったので一人暮らし時代から趣味を料理にした事と、父親から「一切家事をやらなかった自分を後悔している」という話を聞いた事がきっかけですね。
育児は「パパ嫌い」と言われたくない一心からですw— たろ@育児・働き方を変えたい子煩悩父 (@taro_xaji) 2018年5月8日
わたしは完全に私の父がきっかけです。父の給料だけではキツイので保険のセールスをしていた母。父は全く家事をせず、夜遅くに契約取りに行くとかごはん遅いとか文句ばかり。こんな夫にはなりたく無いって。
— 貧乏子沢山 (@nonka711) 2018年5月9日
結婚や同棲などをきっかけに
「結婚や同棲をきっかけに」関わるようになった方々も。
物事、初めが肝心だなと今更思います。
共働きだったので結婚当初から家事はそれなりにやってましたが、リーマンショックで仕事が減ったときにほぼ主夫状態だった経験が、その後の夫婦の意識改革に役に立ちました。
育児は、私がもともと子ども好きなので、やりたくてやってますね。子ども中心に考えすぎてキレられたことはあります😅
— だい (@diekato) 2018年5月8日
自分は、奥さんとの同棲がきっかけです。
それまでは恥ずかしながら実家暮らしで何も家事してませんでしたが、
同棲して少しして奥さんから家事やって欲しい、
その方が将来子供出来た時に役立つし、私が病気の時とかどうするの?って言われて意識が変わりました。— 丸刈りメガネ(ブンバボーーーーン!!!) (@marugarimegane) 2018年5月8日
元々家事はしていなくても自主的に
「妊娠を機に」自分でいろいろとリサーチを始める旦那さんも。
とーさんにまさかのそんな過去が。
わたしの場合は家内が産後2ヶ月実家にいて、やばいこのままじゃオムツの変え方ひとつわからん!でも育児サイトの類は家内が見てるだろうから、せっかく2人いるんだから私は別のソースを、と思ってtwitter始めたのがきっかけです。ここから見える闇が深すぎて(笑)— 40歳、パパ初心者 Aug,2016 (@taiki_no_papa) 2018年5月8日
出産前には沐浴の動画で予習。首の座らない赤ちゃんの抱っこの仕方。育児雑誌を購入して出産時の書類やお金のやり取りの仕方。赤ちゃんに必要な身の回りの買い揃え。
以上は自主的にこなせたけど、子育ての空いた時間に「あれ?今の時間は何をしたらいいんだろ?」ってなって、嫁がストレスで泣く→— オビュー♂保育園 (@kawaita_nantoka) 2018年5月9日
実はこれ、やらない方も多いのではないかと思っています。(個人の感想)
自分はヨメさんがすごく調べるタイプで、それを聞けばいいやと思っておりました。全然だめですね…
どの程度調べられるかは置いておいて、自分からも情報を取りに行くスタンスがないと頭に入ってこないし、身に付きもしません。
親近感のわく家庭の危機派
自分だけではなかった。
それなりにいると思っていましたがそうでもなかった?
ガチな話し合いにまで発展するタイプです。
このタイプは頑固というか、モラハラというか、自分の中で周りの状況を完結させてしまっていがちです。(自分の話)
なので、結構な状況にならないと気がつかなかったりします。
元々の資質もあるかもしれませんが、改善することもあると思います。きっと…
あれ?僕かな?と思うくらい同じだった。
僕も離婚寸前までいって、そこからやるように。妻の妊娠後、実家ヘルプなしも大きかったな。
当時はまだ「仕事してる方がしんどい・偉い」の考えだったのよね。 https://t.co/so8SUM1ZZQ— リチャ@一歳息子の父 (@papa_ritya) 2018年5月8日
「脱自己中男」のリチャさんは「お前は俺か?」的な感じで似た状況にあった様子。
もう少しマイルドに変わったのかと思っていましたが、同じような離婚話にまで発展していたようです。前から似てるなとは思ってた。
僕は最初妻のワンオペ育児でしたね。限界に達した妻に怒られ話し合いの末家事育児の配分を見直したのですが、その後僕がうつ状態になって仕事を辞めてしまいまして。そして専業主夫になりました。やりたかったというよりやらざるを得なくなったという感じです。
? takumiya@主夫 (@bib06_takumiya) 2018年5月9日
色々な状況に家族は陥りますが、お互いに支えあえる関係にまでたどり着ければケンカしたかいもあると思います。
多数派は元から家事にコミット!
なんだかんだで多かったのは「元からやってた派」。
結婚するならこのタイプ!
あとは、元からやっていなくても結婚や同棲を機に「家事はお互いがやるもの」という意識改革をすることが大切そうです。
子育てするにあたっては、誰かが家事をしているときは、その人だけが家事をする状況にならないようにすることが大切かもしれません。
子供のころから家事をするのが普通であれば、わざわざ意識改革の必要もなければ、離婚の危機に陥ることもないはず。
この辺は心がけていきたい。
誰でも変わることは出来る
少数派かもしれないけど、もともとモラハラ気質だったりしても変わることは可能です。
とはいえ、その道は困難な道であるかもしれません。
ガチの話し合いを重ねても平行線で終わることもあるだろうし、変わってくれたと思っても少し経ったら元に戻っているとか…
モラハラ系も実は悪意でやっているのでなく、そこにはその人なりの筋があったりして、それを否定することにより、より強固な姿勢になってしまうこともあります。
といった話を書いていると長くなるので、またの機会に。
あと、変化した旦那さんが肝に銘じなければならないのは、「パートナーを傷つけて事実は消えてなくならない」という事実です。
負い目を感じろというわけではないです。
しかし、その事実は覆らないし、薄れることがあるかもしれませんが、消えることはないのです。
夫を変えたい奥さん。自分から変わりたいと思う旦那さんは
ツイッターをはじめましょう!
自分の子供と同じ月齢か少し上の歳のお子さんを持っているお母さんをフォローしまくる!
子供を持つ母親の本音というか黒い部分をきちんと認識することが出来ます。
そんなの自分の奥さんを見て気づけと思うかもしれませんが、みんな表面上は耐えていたり、取り繕っていたりするわけです。
ましては自分のパートナーにいらぬ心配はかけたくないと思っています。
それがツイッターでは愚痴を吐き出したり、ちょっと強めな本心を言ったりしています。
自分のパートナーも同じように思っているのかもしれないと、冷静な視点から見ることが出来ると思います。
その2ヶ月間で、みっちりtwitter眺めて勉強してたわけです。ワンオペママさんたちがどんだけ辛い思いをしてるかってことを。
— 40歳、パパ初心者 Aug,2016 (@taiki_no_papa) 2018年5月8日
見ているとかなり切なくなってりします。
旦那さんに直接話に行きたくなるレベルで。
そんな家族が少しでも減って、楽しいツイートがあふれる世界になるといいのに。